子育てって「やること」でいっぱいになりがちですよね。
オムツ替え、離乳食、寝かしつけ、保育園の準備、掃除、洗濯、お散歩、保育園送迎…。
私も共働きパパとして妻を全力サポートしようと、毎日クタクタになっていました。
しかし、くたくたになるまで頑張っても無限にやることが増殖していきます。
そんなある日ふと思ってしまいました。
「これ、全部やらなきゃダメなのか?」と。
人生の時間は有限。
今回は2歳児の親である私が「子育てでやらないこと」を紹介します。やめたことで育児の肩の力が抜けて、本当に大切なことに向き合えた話をしたいと思います。
同じ気持ちで毎日辛い思いをしている方の参考になれば幸いです。
はじめに
なお、私が本記事を執筆するのに参考にした書籍を紹介します。


本書を買うときについていた帯にココロが動かされてジャケ買いしてしまいました。
「人生はたった4000週間しかない」
このフレーズを見たときに、80年という月日は非常に長く感じるが、週になおすとこんなに短く感じるものなのかと驚嘆した記憶があります。
ぜひ、興味があれば書店等で手に取ってみてくださいね。
話はそれましたが、子育てでやめたことを紹介していきます。
1.完璧な育児を目指さない
まずはやめたことの中でもマインドセットの話です。
SNS等で子供のためになんでもしてるパパ、ママを見て
「ああ、息子もこんなところに連れて行ったら喜ぶだろうな、うまくやりくりしているパパママはすごいな」
と落ち込んだ経験、ありませんか?
私もありました。
でも現実は、夜泣きで寝不足の顔や、散らかった部屋。
ついつい息子のいたずらにも厳しく叱ってしまう始末。
結論、全パパがやるべきアクションプランは2点です。
・育児系SNSを見ない(必要な情報がある場合を除く)
・ウチはウチ、ヒトはヒト。完璧をやめて80点取れる過ごし方ができれば合格とする
育児系ブログを運営している私がSNSを見ないというのもどうかと思いますが、この2つのアクションプランを実行することで、心が軽くなります。
ぜひお試しください。
2.離乳食は全部手作りしない
最初は離乳食を全部手作りしていましたが、仕事と両立するのは無理。
時間もかかるし、何より作るのが疲れます。
市販のベビーフードを試したら「普通に食べるじゃん!」と拍子抜け。
準備するのもフタをあけて電子レンジで少し温めるだけです。
なんだったら温めなくても食べることはできます。
ですが市販品の離乳食が本領を発揮するのはおでかけしたときです
お出かけのときにはコンビニのアイススプーンを使えば食べられますし、ファミレス等でも店員さんにいうと親切に電子レンジで温めてくれたりしてくれたので本当に便利でした。
全ての店舗で温めてくれるわけではないと思うのでそこは注意です。



市販品は割高なイメージがあるって人も多いのでは?
確かに一食の価格としては市販品は割高に感じる部分があるかもしれません。
でも、作る時間や労力を考えたら、全く高く感じませんし、市販のものも栄養バランスに配慮されているため、安心してあげることができますよ。
ちなみに我が家では近所にドラッグストアの「クリエイト」があり、よくそこで買っています。
理由は値段が一番安いから。
参考にこういったものも我が家では購入して使っていました。


クリエイトはパッケージ変更や商品入れ替えのために価格が安くなることがありますので、日常的に買い物をしていて安くなっていたらまとめて買っておくという感覚でした。
市販の離乳食を使うメリットデメリットをまとめると以下の通りです。
・簡単に子供の食事が用意できる
・栄養バランスにも配慮されている
・賞味期限が意外と長いのでまとめ買いできる
・災害のためのローリングストックとしても使える
・値段が手作りよりも割高
・子供によっては好き嫌いがあり、食べてくれないこともある
今は「作れるときは作る。無理なら市販品」と割り切っています。
3.毎日の掃除を諦める
子どもがいると「毎日掃除しないと不衛生」と思っていました。
毎日掃除をしていると、細かいゴミまで気になってきます。
でも実際は子供は細かいゴミ製造機。食べこぼしたり、散らかします。
休日は一日3回以上掃除をしていた時期もあり、「これ一種の拷問でも受けているのではないか」という感覚に陥りそうになる時もありました。
掃除ばかりしていて子供と遊ぶ時間が減った時にふと我に返りました。
「あれ、なんで私は掃除ばかりしているんだろう」と。
その後は「掃除は週末まとめて」でOKとしました。
その上で毎日、簡単な掃除(5分程度で済むくらい)なら負担にならないと考え、実践しています。
この時のコツは以下の通りです。
・食べこぼしは完全に食事が終わるまで掃除はしない
・風呂掃除、トイレ掃除などは土曜日の午前にしっかり掃除、平日は目立つ汚れがあった時のみ掃除する。
・毎日の掃除は5分以内にできる箇所に限定して掃除する
これで案外汚れは気にならなくなるものです。
何より掃除に奪われる時間が減って本当に最高です。
ちなみに我が家では手軽に掃除できるようにダイソンのスティッククリーナーを使っています。


よかったら参考にしてみてください。
4.四六時中見張らない
まだハイハイくらいの時期は良いですが、歩き始めたら何をするかわかりません。
家中に潜む危険から我が子を守るため、目が離せなくなっていた時期がありました。
これに対して我が家では安全グッズを使って安全を仕組み化しました。
あとは子どもに自由に遊ばせる。
常に見張るのをやめたら、何ができるか、そうです。親にも自由時間が生まれるのです。
安全対策における必須のグッズは2点です。
・ベビーゲート
・いたずら防止ロック
参考に我が家で使っているものを紹介します。
ベビーゲート


アイリスプラザのベビーゲートです。Amazonで売っています。こちらは通路幅が70センチから91センチまで対応しており、色々な場所に取り付けできます。
ちなみに対象年齢は24ヶ月までとなっています。(我が家では2歳を超えていますが、まだ使っています。本来はあまり良くない)
ちなみに設置は突っ張り棒+粘着ゲル方式なので、使う場所によって使い分けることができます。
私の場合、階段付近は絶対に踏み込まれたくない最終防衛ラインのため、突っ張り+粘着ゲルで補強しています。
キッチンと風呂場への侵入経路は最悪突破されてもすぐには大事故につながらないという判断で突っ張りのみで取り付けています。
使い方が正しいかは議論がありますが、取り外したときに跡にならないので設置方法が選べるのは重宝しています。
ちなみにハイハイの時期には私はベビーサークルに子供を閉じ込めていました。
ベビーサークルはゲートよりも月齢が幼い子供の見守りには最適です。
いたずら防止ロック


結論、我が家はダイソーで揃えましたが、すぐ壊れたのでお勧めしません。安いものではなく、使うときの利便性も考えて他のアイテムと吟味した方が良いと思います。
ちなみに我が家では洗面台の下の戸棚と冷蔵庫、食器棚に取り付けています。
「見守る」ことと「見張る」ことは別物。
安心できる環境を作ったら、親もリラックスしてOKです。
5.自分の趣味を諦めない
以前、「子どもが生まれたら趣味は我慢」と思っていました。
でも完全にやめるとストレスが溜まって爆発します。
私は週1回は趣味の時間を確保。妻も自分の時間を持つようにしています。
我が家では「time tree」というスケジュールアプリで妻とスケジュールの共有をしています。
土日の予定を可視化しておくことでお互いの予定管理がしやすくなります。


子育ては我慢比べではありません。子育ては長期戦、パートナーとの団体戦であることをまずは認識しましょう。
2人して四六時中子供と向き合うより、休憩の時間を入れてメリハリをつけた方が結果的に親がリフレッシュでき、子どもにも優しくなれますよ。
まとめ 「やらないことリスト」で育児が楽になる
子育ては「やること」ばかりに目が行きがち。
でも「やらないこと」を決めるのは 手抜きではなく、家族の幸せを守る工夫 です。
子育ては「選択と集中」
私が学んだのは、親が笑顔でいることが子どもにとって一番の安心 ということ。
あなたもぜひ「子育てでやらないことリスト」を作ってみてください。
きっと育児がラクになり、家族の笑顔も増えるはずです。











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