子育てにブリヂストン bikke POLAR eが最高
わが家では、保育園の送り迎えで子どもを乗せることが多く、自転車が生活の重要な足となっています。
普通の子ども乗せ自転車だと、坂道や信号での発進・停止での負担が大きく、「もっとラクになるものが欲しい」と感じていたところで出会ったのが ブリヂストンの bikke POLAR e。
1年以上使い続けている私が、ブリヂストン bikke POLAR eの使用感と、買って良かったと思っている点、イマイチと思っている点を実体験を交えてレビューします。
ブリヂストン bikke POLAR eの詳細レビュー記事がWEB上に見当たらなかったため、購入を検討している方の参考になればと思い、執筆しました。
この記事の目次(クリックでジャンプします)
どうして電動アシスト自転車が欲しいと思ったのか


私は現在東京都に住んでいます。
実は都内の保育園って車送迎が禁止の園が多いのです。
そんなわけで多分に漏れず、私も自転車で保育園に送迎することになりました。
気合いではなんとかならない
元々、電動アシストではありませんが、子供乗せ用の自転車は持っていました。
保育園の送迎が始まるまでは、「電動自転車は高いからわざわざ買わなくてもいいや」「ギアが付いているし多少子供が乗っても気合いでなんとかなるだろう」と思っていました。
実際保育園の送迎が始まってから1ヶ月間くらいは気合いで乗り越えてきました。
しかし、平日は毎日。朝晩2回、体重が10キロを越える子供を乗せて、自転車を漕ぐ労力は想像を絶するものでした。
きつかったポイントは
・坂は多くない地域だが、道路の起伏や信号が地味に多いため、0→1の漕ぎ出す回数が多い
・子供の迎えのついでにスーパーに寄って買い物をした時に買い物袋とこどもの体重を支えなければいけない
30歳を超え、20代のような体力に自信があった頃とは比べ物にならないくらい衰えている自分に絶望しました。
子供を保育園に送り届けて職場に着く頃には足がブルブル震えているのです。
職場の階段がマッターホルンのように高く見えたことを今でも鮮明に覚えています。
こんな毎日を過ごす中で、これは早くなんとかしなければと感じていました。



認めたくない現実、、でも認めるしかないよね。早く楽になりたい
ここまで、電動ではない自転車送迎が開始されて1ヶ月ほど経った段階での出来事です。



男性でもそう感じるのだからましてやママは大変だっただろうね。



なんならママは歩いて送り迎えしていたよ。できなくはないけど、毎朝歩くのは大変だよね。ママからも早く電動自転車が欲しいと言われたよ。笑
そんなわけで、自転車は生まれてこの方、人力一択かつ無駄遣いは普段ほとんどしないのですが、流石に背に腹は変えられぬと電動自転車の購入に踏み切ったのでした。
数ある電動自転車の中からブリヂストン bikke POLAR e を選んだ理由


購入前、私はこう考えていました
・どうせそんなに楽に漕ぐことはできないんでしょう?アシストと言っても疲れそう
・価格が高いけど長く使えるのかな、子供が増えた時や送り迎えで使用しなくなった時はどうなるんだろう
そんな思いを感じながら色々調べてみることにしました。
およそ電動自転車は3メーカーに絞られる
調べていると、WEBサイトで紹介されている車種としては
・ヤマハ PAS KISS
・パナソニック ギュット クルーム R・DX
・ブリヂストン BIKKE POLAR e
が多い印象がありました。
WEBサイトだけでなく、
なので、3メーカー、3車種に軸を置きながら調べてみることにしました。
欲しいスペック
正直、上記3車種であれば、仕様や性能にそこまで違いはありませんでした。
ただ、私が電動自転車を購入するに当たって、優先度が高い性能はいくつかありました。
・できるだけ充電の手間がないこと
・将来にわたって柔軟に使用できるように、さまざまなオプションパーツがあること
・信頼のおけるメーカーであること
・子供の乗せ下ろしがラクにできること
・価格がある程度抑えられたものであること
・カラーやデザインが色々選べること





比べても遜色があまりなかったため、実際に気になった車両は自分に合うか、乗ってみると良いですね
POLAR e の各パーツ


まずは公式情報として、POLAR e の主なスペックや特徴を整理します。
まず、外観は上図の感じです。
重心が低く非常に乗りやすいです。
サドルと前かごの間のフレーム部分が低くなっているのでまたがりやすく、降りやすいです。


ハンドル周りは上図の通りです。ギアは3段階で便利なのはその横にあるレバーです。
このレバーでハンドルロックをかけることができます。
子供の乗り降りの際にハンドルが傾かないので非常に助かります。


スイッチ周りはこんな感じなっています。ライトはオートライトで表示を切り替えることで「速度」「アシスト走行可能距離」「電池残量」を切り替えられます。


鍵は1重ロックです。つまみが大きいので掛けやすさがあります。


前かごはご覧の広さ。ゆったりしているので子供も乗りやすいです。


固定金具は片方ずつ止めるタイプのものです。ベルトの長さは簡単に変えられるので、子供の成長に合わせて調整できる安心感があります。


スタンドは幅広く、ちょっとやそっとでは倒れません。我が家は外に自転車を駐輪していますが、台風でも倒れたことはありません。
あと、これが結構良い点なのですが、純正の雨用カバーは片手でジッパーを開け閉めできます。
地味に荷物などを持っているとこの「片手でできる」というポイントは高いです。
途中詰まっている感じなのは私のやり方が悪いせいです笑
これまで1年以上にわたり実際に使ってみた感想


以下、私が POLAR e を購入してから使って感じた感想です。
発進・坂道が本当にラクになった
これはマジで神です。坂道も去ることながら漕ぎ出しが通勤快速。
以前は朝の送りで職場に着く頃には太ももがパンパン(通称モモパン)になっていましたが、導入後はスマートに涼しい顔で出勤できています。
あと、実際に使ってすごいと思った点は、漕ぎ出しでアシストがしっかり効くのでふらつきがなく、安全性が飛躍的に向上しました。
強モードやオートエコモードといった選択肢はあるものの、私はせっかくならと、常時「強」モードで走っています。
なんといってもそのために買ったのですからね。



「強」モードしか勝たん
安定感と安心感が抜群
30kgの重さを感じさせない安定性。
前にチャイルドシートを装着してもフレームがしっかりしており、ふらつきが少ないです。
買う前は重たすぎて扱うのが大変ではないかという懸念がありましたが、その重さは走行時は逆に安定した走りにつながっています。
バッテリー持ちが想像以上
週に何度か買い物等で長めに乗る日がありますが、常時強モードでガシガシ使っている私でも、1回の充電で数週間から長くて1ヶ月くらいバッテリーは持つことが多いです。
基本、前回いつ充電したか覚えていないくらいにはバッテリーが長持ちします。
あと、バッテリー残量がメーターに表示されるのが地味に助かります。残り10%を切るまではガシガシ乗っています。
またメーター表示の切り替えで残り距離数が出るのは本当に至れりつくせりといった仕様です。
人類はすでにここまで来たか、これ以上便利になったら脳が退化しそうな気さえしてきます。
デザインが良い
「安けりゃいい」と購入前は思っていましたが、実際購入すると毎日乗るわけで。
見た目の形や色はとにかく自分が気に入ったものにすることをお勧めします。
乗る時に「乗りたい」と思える自転車がやっぱり長く乗る秘訣だと感じました。
私は身長が176センチあるので、購入前はフレームが低くて乗り降りしやすさなんて関係ないと感じていました。
でも、何度も降りたり乗ったりしていると、やっぱり乗り降りはしやすいほどよいという結論に至りました。
気をつけたいこと・デメリット


もちろん、使ってみて「こうだったらもっといいな」と思う点もあります。
車体重量が30kgとやはり重い


駐輪場での移動や狭いスペースでの取り回しで重さを感じます。
特にタイヤをはめ込むタイプの駐輪場では入庫の時によっこいしょと気合が要ります。
値段は決して安くない
私は楽天のスーパーセールでクーポン込み148,500円という価格で購入しました。
シンプルに値段としては高額です。



ただ買った感想としては身体の負担が圧倒的に楽になったので、お値段以上の価値があったと思っているよ!
また購入時の負担だけでなく、アクセサリー(チャイルドシート、レインカバーなど)、メンテナンス、バッテリーの寿命なども含めて考える必要があります。
盗難のリスク
電動自転車に関する記事を見ていると切っても切り離せないのが盗難対策。
自転車本体だけでなく、バッテリーが盗難される事件も多い昨今。
大きめの車体で目立つので、駐輪場所・盗難防止のためのロックなどをしっかりする必要があります。
ちなみに自転車あさひでは盗難保証を追加料金で案内されましたが、我が家では非加入です。




解説すると、3,300円の保険代で1年以内に盗まれたら車両代金の20%を支払えば新車がもらえるとのこと。
我が家で言うと車両代金がおよそ15万円だったため3万円を支払うことで新車がまた手に入るというもの。
安心のために入りたいという人もいるでしょうが、
・盗まれぬよう最大限の対策を行うためにお金を使いたい
・万が一盗まれても最大の損失額は車両代金のみと割り切る
これらの考えのもと、我が家では入らない決断をしました。



どうしても心配という人は入ってもいいかもしれないね。
買う前にやったこと


車種が決まったところで、どうやって買うのが一番お得なのか?という話です。
私がブリヂストン bikke POLAR eをお得に購入するためにやったことを紹介します。
WEBサイトで調査
まずはWEBでのリサーチです。ブリヂストン bikke POLAR eに関するブログ記事を読み漁りました。
公式HPだけでなく実際に使っている人のメリットデメリットを調べました。
他の車種との比較もこの段階で行いました。
最終的に私は性能と価格のバランスがちょうど良いブリヂストン bikke POLAR eを選びました。
しかし、WEBサーチの段階では絶対にブリヂストン bikke POLAR eを買うとは決めておらず、実際に試乗してから良かったものを買おうと思っていました。
試乗


乗りたい車種を3つほどピックアップできたら近所の自転車屋さん(サイクルベースあさひ)に行きました。
実際に乗りたい車種が店舗で試乗できるかを電話で事前に確認してから店舗に伺いました。
乗ってみると、ネットで見ていた情報とは思っていた感覚と違う車種もありました。
まさに「百聞は一見にしかず」です。
そんな中、ブリヂストン bikke POLAR eはネット情報と相違なく、乗り心地に納得しました。
特に現物を見て感じたことは子供の乗り降りがしやすいこと、重心が低くなっているので安定性が最もあるように感じました。
最終的には私だけでなく、妻も使うことを考え、低重心で女性でも子供を抱えて乗り降りしやすいブリヂストン bikke POLAR eが良いという結論になりました。
お得な買い方


結論、楽天市場で購入してサイクルベースあさひで店舗受け取る方法が最も安心で、そこそこ安く購入できます。
理由
・あさひの実店舗で乗り出し整備もしてくれる
・ネット価格で購入できる(楽天市場の中でもサイクルベースあさひが最も安値圏だった)
・2,000クーポンも使える(購入当時は9月のスーパーセール中)
・楽天ポイントを獲得(購入金額の約10%)
大変だったこと
・受け取りに歩いて行ったこと
家の近くにあさひの実店舗がある方はそこまで苦にならないかもしれません。
我が家は家から店舗まで3キロくらい距離があったので歩いて商品を引き取りに行って、帰りは乗って帰ってくるという受け取り方法が結構大変でした。



帰りは自転車に乗って帰ってこれたからラクだったよ。
家に車があれば誰かに乗せて行ってもらえると行きも楽かもね。
一緒に買うと便利、というか必要なオプション


ブリヂストン bikke POLAR eの購入と同時に購入した部品を紹介します。
端的にいうと即買った方が良いです。
1 子供乗せパーツのレインカバー


これは本当に必須です。
送迎がある日が毎日晴れているはずがありません。
雨の日も風の日も雪の日も送迎は発生します。(雪の日は流石に歩いていきますが)
私は純正品を購入しました。理由は最も車両にフィットして長く使えると考えたからです。
実際、1年以上経った今でも雨が中に侵入することなく使えています。
1点気になるのは、カバーの透明な部分が汚れて中の様子が確認できなくなっていることです。
これも定期的に掃除することである程度は綺麗に使えます。
2 スイッチカバー


これは自転車屋さんにおすすめされて購入しました。
紫外線でスイッチの部分が劣化してしまうとのこと。
また、雨などにずっとさらされることにより、劣化が早まってしまうとのことで購入しました。
確かに使っていると風雨に晒されまくるパーツなので買って良かったです。
3 かご


当たり前ですが、カゴがないと荷物が乗りません。
普段リュックで通勤している私ですので保育園の荷物はなんとかリュックに入ります。
でもお迎え後に食料品を買いにスーパー等に寄った場合、カゴがないとジエンド。
そんなわけで即購入したオプションの一つです。
まとめ


まず一言、電動自転車は一度乗ったら手放せません。
もう普通の自転車には戻れません。
身体が電動を欲している感覚です。
私の経験を踏まえると、bikke POLAR e は「子どもを前に乗せて毎日の送り迎えをする家庭」にとって、非常にコストパフォーマンスが高い選択肢です。
まとめると、ブリヂストン bikke POLAR eは以下のような方には特におすすめです
坂道や信号の多い道を通る家庭
乗り降りがしやすい車体を求める方(背が低めの方も含む)
子ども2人を前後に乗せる予定がある家庭
見た目も重視したい方(カラー・デザインの選択肢が多い)
また、購入前には
駐輪場所・車体の重さ
アクセサリー代、特に子供のせパーツ
などをしっかりシミュレーションしておくと失敗が少ないです。
以上、参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!




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